猫舌の男と天婦羅を食べに行った。 その男は、常々カウンターで天婦羅が食べたいと言っていたにも関わらず 自分の前に出されたエビの天婦羅と、すでに尻尾を齧っている私を情けない顔で、交互に見つめるだけである。 万事その調子で、私がデザートであるリン…
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