遠く北より。
クリスマス・イヴの夕暮れ時
ある手紙が1通、届きました。
わたし宛てでした。
直感的に、わたしはこの手紙がサンタクロースからのモノだと思いました。
しんと冷えた森のような、爽やかでいて人を寄せ付けないような
そんな香りがしたように感じたのです。
(注:イメージ画像です。)
封筒をハサミで開けると
キッチンペーパーで包まれた容器が、密封袋に入って1つ。
手紙もなにもありません。
いよいよこれは、私へのクリスマスのプレゼントだと確信しました。
中身は、しゃっきしゃきのグロッソ!
葉も肉厚で元気が良さそうです。
「ほぅ…」と、思わず私の口から溜息がもれました。
まさに私の欲しかったそのものだったからです。
しかし、私は罪を犯しました。
以前、グロッソの調子が悪くなった時に、ハニさんという親切な北の方に
すでに、このグロッソを分けていただいているのです。
なのに、また同じ過ちを犯し、枯れさせてしまった…
そのとき私は、深く後悔し、天を仰ぎ、数多の神に許しを請いました。
そして、今、私の手元には、このグロッソがある。
私は、許されたのでしょうか。
イエス・キリストなのか、夜空に輝く神々のどれかなのかは分からないけれど
祈る私をみていてくれたのでしょうか。
私は、遠くどこかにかはあるであろう、神々の故郷に
静かに感謝の祈りをささげたのです。
どうにもグロッソが上手くいかない私に、のっけうしさんがグロッソを送ってくださいました。
しかも、クリスマスに間に合うように!
ありがとうございます。
次こそ、絨毯に!!
ハニさん。絨毯にたどり着かずすみませんでした…
立派なグロッソをたくさんくださったのに。
のっけうしさんと、ハニさんのグロッソ。北の大地組のお二方の協力を経て
新緑の絨毯を作りたいと思います。
クリックありがとうございます。